IT転職エージェントおすすめ8社の特徴評判を比較【2023年5月版】

IT転職エージェントおすすめ8社の特徴評判を比較【2023年5月版】

IT/Web業界・エンジニアの転職に強いおすすめIT転職エージェントを8社ご紹介します。

「IT/Web系はどの転職エージェントがおすすめなの?」
「IT/Webに強い転職エージェントの特徴を把握した上で選択したい」

このような疑問や要望も解説しています。ご自身にとって最適なIT転職エージェントが見つかるはずです。ぜひ参考になさってください。

厳選 おすすめIT転職エージェント

ITに強い転職エージェントの中でおすすめ3社を厳選しました。

レバテックキャリア リクルートエージェント ワークポート
レバテックキャリア ロゴ
・IT/Web専門
・IT経験者向け
リクルートエージェント ロゴ
・求人数30万件以上
・47都道府県に対応
ワークポート ロゴ
・IT未経験OK
・IT業界に強い
公式サイトへ 公式サイトへ 公式サイトへ

転職エージェントは2社以上の併用がおすすめです。

  • IT専門型の転職エージェント
  • 求人数豊富な総合型転職エージェント

上記2つ以上を考慮して最低2社を利用するのが鉄板です(例: レバテックキャリアとリクルートエージェントを併用)。

  1. IT業界/エンジニア求人に強いおすすめIT転職エージェントの一覧表
  2. 現在のIT人材需要・年収と今後の業界動向
    1. 現在のIT職種の年収・IT人材需要
    2. 転職で年収UPは期待できる?
  3. IT業界に強い転職エージェントおすすめ8選
    1. レバテックキャリア
      1. レバテックキャリアの口コミ
    2. マイナビIT AGENT
      1. マイナビIT AGENTの評判・口コミ
    3. ワークポート
      1. ワークポートの評判・口コミ
    4. TechClipsエージェント
    5. Geekly(ギークリー)
      1. GEEKLYの評判・口コミ
    6. リクルートエージェント
      1. リクルートエージェントの評判・口コミ
    7. ビズリーチ
      1. ビズリーチの評判・口コミ
    8. 社内SE転職ナビ
      1. 社内SE転職ナビの評判・口コミ
  4. IT業界/エンジニアは転職サイトと転職エージェントの併用がオススメと言われる理由
    1. 転職サイトと転職エージェントの違い
      1. 併用推奨の転職サイト
      2. 情報収集にオススメの転職口コミサイト
    2. 転職サイトと転職エージェントを併用すべき理由
      1. 非公開求人が転職先の選択肢に加わる
      2. 転職エージェントが企業に交渉・推薦をしてくれる
      3. 職務経歴書の添削、面接対策の支援がある
      4. 求人企業の情報を担当者から直接聞ける
  5. 【目的別/状況別】おすすめIT転職エージェントの紹介
    1. 未経験でもお断りされない初心者向けIT転職エージェント
      1. 転職エージェント付きのITスクールなら未経験でも転職できる
    2. 年収600万円~2,000万円のハイクラス向けIT転職エージェント
    3. ゲーム業界の転職に強いIT転職エージェント
    4. Webデザイン・WEB制作でおすすめのIT転職エージェント
    5. ITコンサルタント/PM希望者におすすめのIT転職エージェント
  6. IT転職エージェントを賢く上手に利用するコツ
    1. IT/Web・エンジニア転職は専門型で1社、総合型で1社登録する
    2. 担当者と定期的に相談し、自分の条件や希望をよく理解してもらう
    3. IT転職エージェントの注意点を把握しておく
      1. IT/Web業界だけに絞る場合は求人数が減る
      2. 担当エージェントの質が悪いと転職失敗の可能性あり
    4. IT求職者側のマナーとルール
      1. 学歴/職歴/スキルは正直に書く
      2. 複数の転職エージェントから同じ求人に応募しない
      3. 担当者からの連絡/質問は返事をする
  7. IT転職エージェントが支援できないIT業態/IT企業
    1. GAFA(GAMA)など外資IT企業のエンジニア
    2. そもそも中途採用の枠がない企業
  8. IT転職エージェント利用時の内定までの流れを解説
    1. 流れ・手順中で時間を要する箇所は?
  9. IT/Web業界への転職でよくある質問 / Q&A
  10. IT/Web業界・エンジニアに強いIT転職エージェントまとめ

IT業界/エンジニア求人に強いおすすめIT転職エージェントの一覧表

IT業界/エンジニア求人に強いおすすめIT転職エージェント 一覧表 比較表

IT業界、エンジニア求人に強いIT転職エージェントの「特徴」「対応地域」「公開求人数」を表形式でまとめました。

エージェント
(公式サイトへ)
特徴 対応地域 公開求人
レバテック
レバテックキャリア ロゴ
・IT/Web経験者向け
・IT/Web専門エージェント
・技術知識あるアドバイザー
首都圏、関西圏、福岡 約12,000件

マイナビIT
マイナビIT AGENT ロゴ

・20代~30代に強い
・非公開求人が多い
首都圏、関西圏、東海圏 約15,000件
ワークート
ワークポート ロゴ
・IT未経験OK
・転職決定数No1
全国 約48,000件
TechClips
techclips テッククリップス ロゴ
・ITエンジニア専門
・年収500万円以上の求人特化
東京、神奈川、千葉、埼玉 非公開
Geekly
geekly ロゴ
・IT/Web/ゲーム業界に特化 東京、神奈川、埼玉、千葉 約11,000件
リクルート
リクルートエージェント ロゴ
・転職エージェント最大手 全国 約153,000件
ビズリーチ
ビズリーチ ロゴ
・スカウト型
・ハイクラス高年収に特化
全国 約61,000件
社内SE転職ナビ
社内SE転職ナビ ロゴ
・社内SE求人に特化 全国 約1,000件

IT業界/エンジニア特化型の転職エージェントは元々システム開発をしていた企業などがあります。技術的な面にも精通しているため、より深いキャリア相談をすることができます。

総合型の転職エージェントは求人数が多い事が特徴です。IT/エンジニア専門、総合タイプの両方を併用するようにしましょう。

現在のIT人材需要・年収と今後の業界動向

現在のIT人材需要・年収と今後の業界動向

現在のIT職種の年収・IT人材需要

経済産業省の統計調査によると、IT業界全体の平均年収は535万円でした。国税庁が算出した給与労働者の平均年収は461万円。全体より74万円高い結果となっています。

グラフ 経済産業省 各国IT人材の平均年収と年代の関係 国税庁 平均給与

出典(左): 我が国におけるIT人材の動向 | 経済産業省
出典(右): 平均給与 | 国税庁

IT/Web業界は求人需要も他業種と比べて高い傾向です。

転職サイトtypeの調査では2023年以降も約3倍以上の有効求人倍率を維持しています(2023年4月は3.6倍、全業種でTOPの求人掲載率)。

type 統計データ エンジニア求人倍率推移 総合転職サイト5媒体合算職種別求人数割合

出典: ITエンジニア採用のための最新動向情報!新規求人倍率・転職者の応募状況まとめ | type

転職で年収UPは期待できる?

結論から言うとITエンジニアは転職で35%の人が年収UPに成功しています。3人に1人が年収UPに成功していますので、転職での年収UPは「期待して良い」と言えます。

リクルート エンジニア 転職後年収データ 2021年7月-9月

出典: 2021 年 7-9 月期 転職時の賃金変動状況 | 株式会社リクルート

ただし、年収UPには即戦力性が求められます。同じIT業界の中でも未経験の職種にチャレンジする場合は年収は据え置き、または下がると考えて転職活動に挑みましょう。

【例】

  • SIerからWeb業界に転職
  • テクニカルサポートからSEに転職

転職は年収を聞いてから内定受諾という流れになります。IT業界は年収UPする可能性が高い業界でもあります。年収UPしたい人は積極的な転職活動を行なっていきたいですね。

IT業界に強い転職エージェントおすすめ8選

IT/Webに強い転職エージェントおすすめ8選

IT業界に強い転職エージェントを8社厳選しました。特徴と評判を掲載しています。ITエージェント選びの参考になさってください。

レバテックキャリア

レバテックキャリア ヘッダー

レバテックキャリアは、IT・Web業界に特化した経験者向けの転職エージェントです。

掲載されている求人は、ITエンジニアやクリエイター向けの求人が多数を占めています。「PG・SEすべて(~エンジニアやSEの全体)」案件は6,816件が掲載されています。

上流エンジニアやITコンサルタントなどハイクラス求人も豊富です。

「1人の転職者につき2人のエージェントによるサポートが受けられる」「入社前に企業の内情がきける」など手厚いサポート、独自サービスが充実しています。

実際に働くにあたって「社風」「自分の性格に合うか」を事前に知ることができるので転職後のアンマッチを減らすことができます。

経験者ならぜひ登録しておきたい転職エージェントの1つです。

▼口コミ評判はこちら▼
レバテックキャリアは納得成功の転職できる?口コミ評判から見えた真実

レバテックキャリアの口コミ

IT/Web未経験の登録者ですが、現在は転職サポートできない可能性が高いです。ただ、未経験ではあるけどスキルが一定以上ある方も中にはいらっしゃいますよね。

自分の市場価値もわかります。IT/Web未経験でも、まずは登録してみた方がよさそうですね。

マイナビIT AGENT

マイナビIT AGENT ヘッダー

マイナビIT AGENTは、マイナビが提供するサイトの中でもIT業界に特化した転職エージェントです。

マイナビのブランド力もあって、転職エージェントの中でもマイナビでしか扱えない独占非公開求人も多数あります。

公開求人約33,000件に加えて、非公開求人が約32,000件もあるのは特化型エージェントでは屈指の件数です。

マイナビ系列は若手向けの求人に強いのが特徴です。

マイナビIT AGENTも20代や第二新卒など若手におすすめです。IT業界に専門性を持つエージェントがキャリアアドバイザーとなって転職をサポートしてくれます。

▼口コミ評判はこちら▼
マイナビIT AGENTの評判|納得成功の転職可能?良い/悪い口コミから特徴を解説

マイナビIT AGENTの評判・口コミ

Web制作などのクリエイター職専門の「マイナビクリエイター」がピックアップされていますね。マイナビ全体でサポート品質は同じと言われています。

マイナビIT AGENTはその中でもIT業界に特化した転職エージェントです。サポート品質を重視する人はマイナビがおすすめです。

 

ワークポート

ワークポート ヘッダー

転職決定人数No1の転職コンシェルジュ | WORKPORT

ワークポートは、転職決定人数No1を獲得した転職エージェントです。

IT業界に強いエージェントなのに、未経験でも転職をサポートしてくれるのが最大の特徴といえます。

公開求人数はIT関連の職業だけで約14,000件、全体では40,000件の求人があります。非公開の求人を合わせるとさらに多くの企業が選択肢に入ります。

マッチする案件を惜しみなく紹介してくれるので、スピーディーに転職できるのも強みです。

IT業界が未経験の人、素早く転職を成功させたい人におすすめの転職エージェントです。

▼口コミ評判はこちら▼
ワークポートの口コミ評判|納得成功の転職できる?悪評や最悪は嘘ホント?

ワークポートの評判・口コミ

ワークポートの求人数は約48,000件(公開求人)あります。その内の3割はIT/Web関係です。これだけの求人数を保有していれば、自分に合った求人も見つかりそうですね。

TechClipsエージェント

TechClipsエージェント ヘッダー

TechClipsエージェントは、高年収なハイキャリア求人に特化したITエージェントです。

ほかの転職エージェントと比較すると、以下の特徴を持っています。

  • 年収500万円以上の求人に限定
  • 自社製品・サービス保有かつ首都圏の企業に特化
  • 現役エンジニアがキャリアアドバイザーを兼任

現役のエンジニアがキャリアアドバイザーを兼任しているのが最大の特徴です。現場の知識や経験をもとに、企業に効果的にアピールする方法を教えてくれます。

効果的なアピールを身につけられることも影響しているのか、93%が年収UPに成功しています。

自社開発の企業に特化しているので、キャリアアップにつながる優良求人だけが選択肢にできます。

▼口コミ評判はこちら▼
TechClipsエージェントは納得!成功!!の転職できる?年収500万円UP率93%

Geekly(ギークリー)

Geekly ヘッダー

Geekly(ギークリー)はIT/Web、ソーシャルゲームの業界に特化した転職エージェントです。

キャッチコピーは「マッチングを科学する」で、企業と求職者の両方がWin-Winになる求人を紹介してくれます。

IT・Web・ソーシャルゲーム業界だけで10,000件以上もの公開求人があり、IT専門の転職エージェントとしては最大級の求人数です。

独自指標として

  • IT業界への支援実績6,000件以上
  • 年収UP率75%

というデータも公開しています。年収UPを狙っているエンジニアは登録しておいて損のない転職エージェントと言えます。

▼口コミ評判はこちら▼
Geekly(ギークリー)の評判は?納得成功の転職できる?マッチング率高い!年収UP率75%

GEEKLYの評判・口コミ

IT/Web業界専門の転職エージェントだけあってエンジニアの転職事情に詳しいですね。技術系の求職者のことをよく理解できる担当者も多いとのこと。

「平均年収UP率75%」は求職者のことをよく理解できているからこその実績ですね。

リクルートエージェント

リクルートエージェント ヘッダー

リクルートエージェントは業界最大手の転職エージェントです。

ITエンジニアだけに絞っても公開求人約42,000件、非公開求人約60,000件もあります。 他のエージェントでは1万件前後であること考えると圧倒的な求人数です。

知名度があり過ぎるがゆえに当然に見えてしまうだけで、求人の質・量ともに優れた転職エージェントです。

「コンサルタントとの面接練習」「面接力向上セミナー」など、面接対策にも力を入れています。

面接官が重視するポイントや不採用の主な理由も教えてくれるので、面接に不慣れな人でも最大限の準備をしてから本番に進めます。

▼口コミ評判はこちら▼
リクルートエージェントの評判|求人数が圧倒的で業界も幅広いと口コミ

リクルートエージェントの評判・口コミ

IT/Web含めた全業界に強いリクルートエージェント。圧倒的な求人数(30万件以上)が強みで、よく教育された担当者が転職をサポートしてくれます。

まずは登録して間違いのない転職エージェントです。

ビズリーチ

ビズリーチ ヘッダー

ビズリーチはハイクラス向けの転職エージェントです。

高年収帯の求人を豊富に取り揃えており、年収1,000万円以上の求人が全体の3分の1以上あります。

スカウト型の転職サービスを提供しており、ご自身の情報を登録するとビズリーチと提携するヘッドハンター、掲載企業の担当者から声がかかるようになります。

業界・職種に詳しいヘッドハンターを検索して指名することも可能で、IT業界に精通したヘッドハンターを指名することも可能です。

IT業界で経験を積み、実績・結果を残している人、30代〜40代のマネジメント層におすすめの転職エージェントです。

▼口コミ評判はこちら▼
ビズリーチの口コミ評判|年収UPは確実?悪い対応ある?特徴・注意点を解説

ビズリーチの評判・口コミ

ビズリーチのヘッドハンターは中小〜大手企業の転職エージェント達です。ビズリーチの求人情報データを活用してマッチングの仕事をしています。

上にある通り、ヘッドハンター(ビズリーチ以外のエージェント)と仲良くなれば別経由で紹介してもらえそうですね。

社内SE転職ナビ

社内SE転職ナビ ヘッダー

社内SE求人専門の転職エージェントです。

社内SE専門特化のエージェントのため、他社が扱っていない求人を豊富に取り揃えています。

「カジュアル面談」「キャリア面談」の2つの面談形式があり、ご自身の転職意欲に応じた面談を用意しています。

メーカーや事業会社の社内SEを志望している人、興味を持っている人におすすめの転職エージェントです。

社内SE転職ナビの評判・口コミ

複数の転職エージェントに登録した方が「幅広く網羅的に見る」ことができますね。失敗も少なくなりますし、優良求人が見つかる可能性も高まります。

複数のエージェントに登録すると管理面で多少の面倒があるかもしれません。ただ、転職は人生の分岐点。多少の面倒より成功を取りたいですよね。

IT業界/エンジニアは転職サイトと転職エージェントの併用がオススメと言われる理由

IT業界/エンジニアは転職サイトと転職エージェントの併用がオススメ

転職活動時は転職サイトと転職エージェントの併用がおすすめです。どの転職情報サイトでも併用を推奨していますが、その理由について解説します。

転職サイトと転職エージェントの違い

転職サイトと転職エージェントの違い

転職サイトと転職エージェントの違いを、ひとことで表すと以下の通りです。

  • 転職サイト:全ての転職活動を自分で行う
  • 転職エージェント:求人紹介と転職サポートが受けられる

転職サイトでは「企業の選定」「履歴書・職務経歴書の作成」「面接対策」などを全部自分で行います。

転職サイトはいわゆる求人広告サイトです。広告を出している企業求人のみ応募が可能です。

サービス 応募できる求人 転職支援 応募/交渉
転職エージェント 非公開求人
公開求人
面接対策
書類添削
応募: 担当者が仲介
年収交渉: 担当者が仲介
転職サイト 公開求人 無し 自分で応募し、自分で交渉する

併用推奨の転職サイト

まずはご自身でIT/Web系の求人を探したい人も多いはずです。ここでは、IT転職でおすすめの転職サイトを紹介します。

転職サイト 求人数 対応地域 特徴
リクナビNEXT 約12,000件 全国 ・総合型の大手転職サイト
・人気知名度あり/利用者数が多い
Green 約27,000件 全国 ・IT/Web業界の求人に強い
・IT/Webの求人掲載数が多い

情報収集にオススメの転職口コミサイト

IT/Web業界・エンジニア求人を探している人におすすめの企業口コミサイトを紹介します。OB/OGまたは現役社員の生の声が掲載されています。

転職口コミサイト 口コミ数 企業数 特徴
OpenWork 1200万件 約16万件 ・日本最大級の企業口コミサイト
転職会議 約300万件 約19万件 ・求人一帯型の口コミサイト

転職サイトと転職エージェントを併用すべき理由

転職サイトと転職エージェントを 併用すべき理由

転職サイトと比較した際の、転職エージェントのメリットやサービス内容を解説していきます。

非公開求人が転職先の選択肢に加わる

転職サイトでも多くの求人を見ることができますが、条件を絞ってみると「少ない」「魅力を感じる企業が無い」と思った人も多いでしょう。

それは当然のことで、転職サイトに出回る求人は全体の3~5割程度です。残りの5~7割は非公開求人ですから、転職サイトでは見ることができません。

転職エージェントを利用することで、転職サイトでは見られない非公開求人まで選択肢になります。求人が増える分、自分に合った転職先が見つかりやすいでしょう。

転職エージェントが企業に交渉・推薦をしてくれる

転職エージェントは裏で企業と色々な交渉を代行してくれています。「〇〇さんは他社と並行して進められています。」「面接官側からも推さないと逃げられちゃいますよ。」などですね。

企業側との交渉次第で今までより好条件になることもあります。ただ、コミュニケーションが苦手な人はうまく交渉できないことも。

転職エージェントでは、担当のエージェントが年収の交渉まで受け持ってくれます。年収以外にも「入社時期の希望」など、企業に言いづらいことを代理で伝えて情報を取ってきてくれます。

職務経歴書の添削、面接対策の支援がある

書類選考はどの企業でも行います。たくさんのライバルを押しのけて目立つ履歴書・職務経歴書になっていないと、そもそも書類選考を通過できません。

実際は高スキルで仕事ができても、書類が魅力的で目を引くものでないと面接まで辿りつきません。

転職エージェントは職務経歴書と履歴書の書き方を添削・アドバイスをしてくれます。自分で考えるよりも効率的に「審査通過しやすい履歴書・職務経歴書」ができ上がります。

求人企業の情報を担当者から直接聞ける

転職エージェントのアドバイザーは企業の人事担当者と話す機会があるので、会社の内情や希望する人材について生の情報が手に入ります。

転職サイトには掲載されていない企業情報を知っていることもあります。入社後のミスマッチを防ぐ意味でも、生の情報を教えてもらえるのは大きなメリットです。

【目的別/状況別】おすすめIT転職エージェントの紹介

【目的別/状況別】おすすめIT転職エージェントの紹介

未経験でもお断りされない初心者向けIT転職エージェント

未経験でもお断りされない 初心者向けIT転職エージェント

転職エージェントでは「IT業界未経験+スキルなし」という状態ではサポートを受けられない場合があります。

特に「エンジニア専門」「クリエイター専門」の転職エージェントではハイスキルの転職者を求めているので、未経験はサポートをお断りされる可能性が高いです。

ただ中には完全な未経験でもIT業界への転職をサポートしてくれるエージェントもあります。

IT未経験に強い転職エージェントの中でおすすめ2社を厳選しました。

リクルートエージェント ワークポート
リクルートエージェント ロゴ
・求人数30万件以上
・47都道府県に対応
ワークポート ロゴ
・IT未経験OK
・IT業界に強い
公式サイトへ 公式サイトへ

転職エージェントは2社以上の併用がおすすめ!!

  • IT専門型の転職エージェント
  • 求人数豊富な総合型転職エージェント

上記2つ以上を考慮して2社以上を利用するのが鉄板です。

転職エージェント付きのITスクールなら未経験でも転職できる

未経験でIT業界に転職する場合、転職エージェントによってはサポートお断りをされる場合があります。

エンジニア未経験から転職活動するなら、転職支援がついたプログラミングスクールもおすすめです。

【例】

  • テックキャンプ: 転職保証付き、給付金活用で実質費用20万円
  • DMM Webキャンプ: 転職保証付き、給付金活用で実質費用36万円

未経験からIT業界/エンジニアを志望する人は上記のようなITスクールでスキルを身につける事をおすすめします。

年収600万円~2,000万円のハイクラス向けIT転職エージェント

年収600万円~2,000万円の ハイクラス向けIT転職エージェント

経験・実力がある人向けの転職に特化したハイクラス求人専門の転職エージェントもあります。

経験やスキルが企業の求めるレベルにあれば、年収1,000万円以上のハイクラスも夢ではないでしょう。高年収・好待遇の案件が揃ったIT転職エージェントを紹介します。

IT系ハイクラス強い転職エージェントの中でおすすめ2社を厳選しました。

レバテックキャリア ビズリーチ
レバテックキャリア ロゴ
・IT/Web専門
・ハイクラス求人を強化中
ビズリーチ ロゴ
・ハイクラス転職に特化
・IT/Web系求人が豊富
公式サイトへ 公式サイトへ

ビズリーチは書類添削や面接対策のサポートがありません。逆にレバテックキャリアは手厚い転職サポートがあります。

 

併用して両社のいいとこ取りをしながら転職活動することをオススメします。

ゲーム業界の転職に強いIT転職エージェント

ゲーム業界の転職に強いIT転職エージェント

IT業界はWebエンジニアのほかに、ゲーム業界も根強い人気があります。人気のあるゲーム業界へ転職したい人向けに、業界特化の転職エージェントを紹介します。

ゲーム業界の転職に強い転職エージェントの中でおすすめ2社を厳選しました。

GEEKLY ファミキャリ!
geekly ロゴ
・IT/Webとゲームに強い
・求人数が豊富
ファミキャリ ロゴ
・ファミ通が運営
・ゲーム業界に特化
公式サイトへ 公式サイトへ

ゲーム業界への転職だけに絞る場合、求人母数が少なくなります。複数の転職エージェントに登録して、選択肢の母数を上げることをおすすめします。

Webデザイン・WEB制作でおすすめのIT転職エージェント

Webデザイン・WEB制作で おすすめのIT転職エージェント

Webデザイナーなどのコンテンツ制作系の職種は男性はもちろん女性にも人気の職種です。クリエイターに特化したIT転職エージェントを紹介します。

クリエイティブ系に強いIT転職エージェントを厳選しました。

マイナビクリエイター
マイナビクリエイター ロゴ
・Webやゲームなどの制作系に特化
・業界出身or精通したアドバイザー
公式サイトへ

クリエイティブ系の転職だけに絞る場合、求人母数が少なくなります。専門の転職エージェントに登録して、選択肢の母数を上げることをおすすめします。

ITコンサルタント/PM希望者におすすめのIT転職エージェント

ITコンサルタント/PM希望者に おすすめのIT転職エージェント

ITコンサルタントやPM職種を探している人は、IT転職エージェントへの登録は必須です。

ITコンサルタント/PM共に定量的な業務が少なく、業務内容は会社ごとに変わります。転職サイトでは定量的でない定性的な情報はつかみにくいです。

内情を良く知るエージェントに紹介してもらいましょう。

ITコンサルタント/PMに強いIT転職エージェントを2社厳選しました。

ビズリーチ リクルートダイレクトスカウト
ビズリーチ ロゴ
・ハイクラス転職に特化
・コンサル/PM求人豊富
リクルートダイレクトスカウト ロゴ
・リクルートのハイクラス版
・IT系の求人数が豊富
公式サイトへ 公式サイトへ

コンサルタントやPM職は年収高めのハイクラスに当たる求人が多いです。ハイクラス求人に特化したIT転職エージェントを利用して、より条件の良い求人を選択肢に加えましょう。

IT転職エージェントを賢く上手に利用するコツ

IT転職エージェントを賢く上手に利用するコツ

IT/Web・エンジニア転職は専門型で1社、総合型で1社登録する

IT/Web・エンジニア転職は 専門型で1社、総合型で1社登録する

IT/Web業界での転職、エンジニア求人を探している人は「IT/Web専門の転職エージェント」「総合型の転職エージェント」で1社ずつ(または複数)登録しましょう。

IT/Web専門型の転職エージェントはIT業界や技術に精通している担当者が多いです。自分の意向を理解した上での求人紹介が期待できます。

「話しやすい」「相談しやすい」ことも大きなメリットですね。

総合型の転職エージェントは求人数が多く選択肢が広がります。IT/Web専門の転職エージェントで経歴書等のブラッシュアップをしつつ、複数の転職エージェントで求人紹介を受ける形がよいでしょう。

担当者と定期的に相談し、自分の条件や希望をよく理解してもらう

担当者と定期的に相談し、 自分の条件や希望をよく理解してもらう

担当者は複数の求職者を同時進行で見ています。転職の意思があまり感じられなかったり、求職者側から連絡しないと後回しになります。

担当者もやはり「転職したい人」「頑張っている人」を応援したくなるものです。紹介された企業の選考進捗が良い人、内定を複数勝ち取っている人は別ですが、なかなかうまく行かない人はよく相談して気に掛かる存在になりましょう。

IT転職エージェントの注意点を把握しておく

IT転職エージェントの注意点を把握しておく

IT転職エージェントを賢く上手に利用するにはデメリットや注意点も把握しておく必要があります。

IT/Web業界だけに絞る場合は求人数が減る

IT/Web業界だけに絞ると求人の母数が減ります。製造業界(メーカー)の社内SE求人や社内ソフトウェアエンジニア求人もIT職種です。

業界に拘りがない場合は「職種で探してもらう」という方法もあります。

担当エージェントの質が悪いと転職失敗の可能性あり

「返事が無い」「返事が遅い」「希望条件と違う」など転職活動の進捗、成功に支障をきたす担当者も中には存在します。

「言い方や態度に不快を感じる」などご自身と相性の悪い担当者もいます。返事が遅い、不快を感じる場合は遠慮せずに担当者の変更を願い出ましょう。

このようなケースに備えて転職エージェントは併用をおすすめしています。

IT求職者側のマナーとルール

IT求職者側のマナーとルール

IT転職エージェントを賢く上手に利用するには求職者側のマナーも大事です。ポイントを4点解説していきます。

学歴/職歴/スキルは正直に書く

ご自身に合った企業を紹介してもらう為にも、まずは学歴/職歴/スキルは正直に書きましょう(企業に提出する職務経歴書は嘘の無い範囲で盛るかもしれませんが。。)

学歴詐称、職歴詐称は解雇対象にしている企業もしばしば。「バレた時は解雇」という負い目を感じながら仕事をするのも辛いはずです。

複数の転職エージェントから同じ求人に応募しない

転職エージェントを複数利用することは問題ありません。ただし、別の転職エージェントから同じ求人に再チャレンジすることは避けましょう。

面接官は一緒ですので結果は同じですし、募集企業に迷惑を掛けます。企業から転職エージェントに連絡が行って「サービス利用停止(強制退会)」の可能性もあります。

担当者からの連絡/質問は返事をする

担当者は転職成功のために色々動いてくれています。返事をするのがマナー・気遣いと言えますね。コミュニケーションを取ることでお互いの信頼性も高くなります。

優先度や担当者のやる気向上に繋がる事もありますので、連絡質問には回答するようにしましょう。

IT転職エージェントが支援できないIT業態/IT企業

IT転職エージェントが支援できないIT業態/IT企業

IT転職エージェントでは大手・中小・ベンチャーまでさまざまな企業に転職できるチャンスがあります。ただ、日本中の全企業への転職が成功するわけではありません。

GAFA(GAMA)など外資IT企業のエンジニア

GAFA(GAMA)など外資IT企業のエンジニア

GAFAは「Google」「Apple」「Facebook」「Amazon」の頭文字のことです。アメリカだけでなく、世界全体でも時価総額世界トップの企業ですね。

2021年にはFacebookがMetaに改名したので、最近は「GAMA」という呼び名も使われています。GAMAには転職エージェント経由での転職はできません。

企業採用ページからご自身で応募して選考を進めてもらう必要があります。

そもそも中途採用の枠がない企業

そもそも中途採用の枠がない企業

転職エージェントは、求人募集している企業に求職者を紹介するサービスです。現在は中途採用を行っていない企業の場合は紹介することができません。

IT転職エージェント利用時の内定までの流れを解説

IT転職エージェント利用時の内定までの流れ

はじめて転職エージェントを利用する場合、「どんな流れで進んでいくの?」と疑問に思う人もいるでしょう。

転職エージェントを利用した転職活動の基本的な流れは以下になります。

  1. 転職エージェントに登録
  2. 担当者と初回の面談を行う
  3. 担当者からの求人紹介
  4. 履歴書・職務経歴書の添削、模擬面接など
  5. 求人に応募
  6. 面接・面談
  7. 内定後の年収交渉・入社日の調整
  8. お互いの合意〜内定受諾(辞退)

流れ・手順中で時間を要する箇所は?

流れ・手順中で時間を要する箇所は?

書類作成が一番時間を要する箇所です。中でも職務経歴書の作成には時間がかかります。今までの業務経歴や実績の棚卸しからスタートして、文章でまとめる必要があるからです。

転職を検討している人、急いでいる人も早めに添削してもらうステップまで進めましょう。書類の型ができれば、後は都度更新していけばOKです。他の転職エージェントでも流用できます。

IT/Web業界への転職でよくある質問 / Q&A

IT/Web業界への転職でよくある質問 / Q&A

これからIT/Web業界に転職する人向けによくある質問をQ&A形式でまとめました。

職種にこだわらなければ、まったくのノンスキルでも転職活動は可能です。例えば「営業職」「テクニカルサポート」「監視オペレーター」のような仕事なら、ITスキルなしでも転職はできます。ただ、営業以外はエンジニアと比較して年収は低めの設定が一般的です。入社後のキャリアアップのためにも、急ぎでないならプログラミングを身に着けておく方が良いでしょう。
数あるIT企業でも「SESや人材サービスを行うIT企業」は初心者・未経験でも転職しやすいとされています。スキルよりも派遣できる人材の人数が重視される傾向があり、高スキルよりも労働力が重視されます。逆に自社サービス開発企業などは難易度が高く、スキルなしでの転職は難しいのが実情です。
SESはシステムエンジニアリングサービスの略です。システム開発、システム運用保守のための人材を提供するIT企業です。発注した顧客先に常駐してシステムの開発・運用を行います。『客先常駐した時間 × 時給』を売上とするビジネスモデルです。システム関係に特化した人材サービス業と言ってもよいでしょう。ただ「多重下請けが問題視されている」「スキルが身につかない派遣先も多い」などのデメリットもあります。
資格が役立つかどうかは、応募する企業や職種によります。企業向けの業務システムを開発するIT企業に応募する場合、資格があれば少し有利になる可能性もあります。業務システム開発は『基本的なIT知識』『プロジェクトの進め方』など多方面の知識が求められます。資格があると「基本的なIT知識はある」と見なされやすいのですね。ただし、Web関係の仕事では資格があっても評価されるとは限りません。資格ではなく「何ができるか」で評価されやすいためです。逆に言えば、資格が無くても実務のスキルが高ければ誰でも評価されます。
あくまでも一般的な例ですが、業務システム開発なら以下のようなキャリアパスが考えられます。プログラマー(SE補佐) → SE → プロジェクトマネージャー or ITコンサルタント。とはいえ、会社で勤め続ける人ばかりではありません。高給かつ需要が高いITエンジニアではフリーランスとして独立する人も珍しくありません。

IT/Web業界・エンジニアに強いIT転職エージェントまとめ

IT/Web業界・エンジニアに強いIT転職エージェントまとめ

IT/Web業界の転職は、転職サービスをバランスよく利用することが転職成功のポイントです。

  • 転職サイトと転職エージェントを併用する
  • IT/Web専門型の転職エージェントを1社(以上)利用する
  • 総合型の転職エージェントを1社(以上)利用する

転職エージェント選びも大事ですが、担当者の質も大事です。「合わないな」「返事が遅いな」と違和感を感じた場合は遠慮なく変更してもらいましょう。

信頼性があり、相談しやすいアドバイザーと転職活動を進めた方が効率が良いですし、気持ちも楽になります。

とはいえ、まずは気負わず何社かに気軽に登録してみるところからスタートしてみましょう。

 

エージェント
(公式サイトへ)
特徴 対応地域 公開求人
レバテック
レバテックキャリア ロゴ
・IT/Web経験者向け
・IT/Web専門エージェント
・技術知識あるアドバイザー
首都圏、関西圏、福岡 約12,000件

マイナビIT
マイナビIT AGENT ロゴ

・20代~30代に強い
・非公開求人が多い
首都圏、関西圏、東海圏 約15,000件
ワークート
ワークポート ロゴ
・IT未経験OK
・転職決定数No1
全国 約48,000件
TechClips
techclips テッククリップス ロゴ
・ITエンジニア専門
・年収500万円以上の求人特化
東京、神奈川、千葉、埼玉 非公開
Geekly
geekly ロゴ
・IT/Web/ゲーム業界に特化 東京、神奈川、埼玉、千葉 約11,000件
リクルート
リクルートエージェント ロゴ
・転職エージェント最大手 全国 約153,000件
ビズリーチ
ビズリーチ ロゴ
・スカウト型
・ハイクラス高年収に特化
全国 約61,000件
社内SE転職ナビ
社内SE転職ナビ ロゴ
・社内SE求人に特化 全国 約1,000件
この記事の編集者/ライター

VerTech編集部はVerTechを通じて英語、ITスキル、その他専門スキル習得に最適なスクール選びをサポートします。また、転職・キャリア情報の発信も行なっております。

転職
VerTech